これまで、HACCPウェブ塾で、製造工程の危害を分析し、重要な危害に対する管理基準とチェックリストを作成して管理する方法を組み立てました。そして、食品の安全衛生を守るためのルール集を作成し、社員教育を実施することも提案してきました。
これだけできれば、HACCPが義務化になっても大丈夫。どんな衛生監査にも高い評価を得られます。
でも、ここまできたら何か認証を取らないと、納得しない上司もいるのでは?
そんなあなたにおすすめなのが、自治体版HACCPです!
最近は、大手の食品メーカーやディベロッパーの中には、取引相手に何らかのHACCP認証取得を求めるところが増えてきています。所在地の自治体にHACCP認証制度がなくても大丈夫。
ISOなどの国際認証なら取得時に少なくとも200万円、毎年の更新に数十万円の費用がかかり、維持できなくなる企業もありますが、自治体版HACCP認証なら取得費用はどこも3万円ほどで、これからのHACCP義務化に向けて保健所との良好な関係を結ぶためにも、今、自治体HACCPはとても魅力的です。
ここでは、県外からも認証取得が可能な、大阪府の食の安全安心認証制度について、ウェブ塾で作ったものを基礎に、認証基準の整備を考えていきましょう。