食品を取り扱う人は、作業に入る前に正しい手洗いを実施することが、食中毒防止に最も重要と言われます。
その理由や、効果的で、安全な手洗いについて考えましょう。
HACCP衛生システムでは、CCPだけでなく、一般的衛生管理についても、従業員は守るべきルールがあり、それが守られてこそ、製品の安全が保証できるものです。従業員が守るべきルールについて、どんなに教育しいても、ルールが守られていない現場を発見することがあります。安全な食品を消費者に届けるための大切なルール。なぜ決められたルールを守らない人が出るのでしょうか。
新型コロナウイルスの感染が少し落ち着いた期に、食品衛生監視表を更新しておこうと、保健所にお願いしてきていただきました。
この2年ほどの間に、コツコツ改善してきた成果が実感できたと同時に、改善に乗り遅れている人がいることも明確になりました。
私はずっと、社員教育用に自社の衛生関連ルールをまとめた小冊子を作成し、毎年内容を更新して発行しています。今お勤めしている会社でも、次号の第3版を準備中です。
何かと便利な自社の衛生ルールをまとめた小冊子づくり。皆様にも是非おすすめしたいと思います。
正しい作業手順をマニュアル化する事は、安全・衛生管理に不可欠。そんな事はみんな知ってるはずでしょ、と思っていたら、「マニュアルは仕事への創造力を奪う」なんて堂々と主張する上司がいるという証言が続出して驚いています。
安全安心に重要なルールも、従業員に浸透しなければ意味がありません。
入社時に時間をとって説明しても、一度に詰め込んだ知識はすぐに忘れてしまいます。
なので、いつでも見直して確認できる小冊子を作って教育すると、言った言わないや、勘違いを防ぐことができます。
新型コロナウイルス の緊急事態宣言が出され、世間では出勤制限が要請される中、私の勤める粉物食品の小分け業では、今までない受注に四苦八苦しています。感染が広がる中、通常を守って作業を続けなければいけない食品製造業の、コロナウイルスとの戦い方を考えます。
日本でも新型肺炎ウイルスのパンデミックが始まろうとしています。こんな時に自分で言うのもなんですが、私はウイルス感染しやすいタイプです。そして、そんな私だから、なぜ感染しやすいのか考えて、行動指針を立てようと思います。
色々な会社を点検で訪れましたが、明文化したマニュアルやルールがない会社ほど、会社(社長や工場長、など指導者)と従業員の仲が悪い傾向があると私は感じています。
マスクを感染症の予防のために使用する場合、使用方法を誤ると、かえって感染症のリスクが高まる可能性があるのをご存知でしょうか。
また、食品製造の場で使用するマスクの意味について、また、取り扱いに関する注意点について考えましょう。